SOUL SCREAM 【THE "DEEP"】
アルバム紹介
1996年に発売されたSOUL SCREAMのファーストアルバム『THE "DEEP"』。現在のメンバーはMCのHAB I SCREAMとE.G.G.MANとDJ CELORYの3人組のユニットだが 、まだMCのSHIKIとトラックメイカーのALGがいた頃で作品です。ジャケットはNIRVANAの『Nevermind』のオマージュかな?このアルバムを寝る前に聞くと寝落ちしそうなほどリラックスできる、なぜこのジャケットにしたのかが分かる気がする。
客演にはZEEBRAとK DUB SHINE RHYMESTERが参加、たまたまかこのメンバーで『TOu-KYOu 2021』を発売している。
SOUL SCREAMは好き嫌いがハッキリしているグループだと思う、アンダーグランドでもハードコアでもないし、どこか詩的な歌詞が苦手な人もいると思う、まぁあと高学歴てゆうのもある、しかし固定概念を取り払って是非聴いて欲しい作品です。
曲紹介
1 INTRO
2 魂の叫び
3 字幕
4 15丁目
5 COMATUS
6 0番線
7 追われてる Feat. ZEEBRA
8 無限の次元
9 PHAT JAM
10 闇ノ我レ Feat. K DUB SHINE
11 THE WATERS
12 緑
13 BRAND NEW Feat. RHYMESTER
14 黒い月の夜
15 自由街道
16 君だけの天使
- 2曲目『魂の叫び』後に彼らのアルバムでシリーズ化されている曲の一発目。『スクリーム 叫び 雄たけび』『偽りまやかしなし』
- 4曲目『15丁目』個人的にSOUL SCREAMの中で最高の曲だと思う、タイトルの15丁目の意味は未だに分からないがアルバムのコンセプト通りでジャケットのように海に沈んでいくような感じをさせる曲。フックの世界観が最高。『絵日記の中をめくる 1ページの中に眠る 深く...』
- 6曲目『追われてる』客演にキングギドラからZEEBRA。メッセージ性があり社会について訴えている曲、90年代のZEEBRAはすごく好きだが2000年代からは悪路線に走る。『世の中どこかが壊れている』『おのずと己に問われて』
14曲目『黒い月の夜』プロデュースにはNAKED ARTZからDj Tonk。この時代のTonkサウンドにハズレは少ない印象。曲はラブソングになるのかな?
- 15曲目『自由街道』こちらもタイトルは違えど後のアルバムでシリーズ化される曲。アウトロではこの時代活躍していたラッパーの名前を挙げて感謝を示しています。『自由街道 照らすライト』
- 16曲目『君だけの天使』メッセージ性が強い曲、若者のシンナー乱用や援助交際についてラップするが最後のパートでは今後の人生について考えてほしいと訴える。
終わりに
以上SOUL SCREAMの『THE "DEEP"』でした、2023年現在フリマサイトで1200円程で購入できます、ここ数年は値段が動いていない印象です、ちなみに元から帯は付いていませんのでご注意ください。